ハーフモデルのロイが注目を集めているという。185センチの長身を活かしたモデル業では東京コレクションへの出演経験をもち、高級ブランド「GUCCI」の仕事もこなした。TikTokの再生回数では日本2位にも輝いたインフルエンサーでもある。そんなロイがバラエティ番組「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に初出演したのは10月8日のこと。
番組中、ロイはりゅうちぇるをアグレッシブにしたような独特のトークを披露。番組で紹介された起床シーンでは目覚まし時計が鳴ると同時にダンスを始め、そのまま40分ほどキープダンシングだ。そして就寝する際には「寝まっ!」と謎の掛け声(?)を発するなど、司会のダウンタウンを困惑させ通しだった。
「そんなロイに視聴者の反応は二分されていました。若年層の視聴者からは《ぶっ飛んでて腹抱えて笑った》《気になったのでTikTok見た》とポジティブな反応が続出。それに対して年配層からは《意味不明》《少しも笑えん》といった声が出ていたほか、ロイが松本人志に対して『なんで?』などとタメ口で返していたことから、《フワちゃんだけでも不快なのに今度はその男版か》というため息も漏れていたようです」(テレビ誌ライター)
おネエ言葉調のしゃべりはぺぇに、多すぎる身振り手振りは西野未姫にと、事務所の先輩二人に相通じる部分も多いロイ。そんな彼を受け入れられるかどうかに世代差が現れるようだが、果たしてスタジオでの受けはどうだったのだろうか。
「ダンスと共に起床する寝起きシーンには松本が『蘇生したみたい』と絶妙なツッコミ。松本や浜田雅功の質問に上手く対応できず『はいっ!?』などと固まってしまう場面には、共演の霜降り明星・せいやがすかさず『研究中のAIか!』とツッコんでいました。どうやら芸人たちにとってのロイは“ツッコミ甲斐のある面白いヤツ”だったようです。それでいて他の共演者がしゃべっている時には笑顔で話を聞いており、松本から『静かにしないで』とイジられる場面も。フワちゃんもそうですが、彼も突拍子がなさそうでいて実はちゃんと周りの様子を観察しており、バラエティ番組での活躍が期待できそうです」(前出・テレビ誌ライター)
敬語を使えない若者が嫌いだというオジサン視聴者にも、ここは広い心でロイを受け止めてみてほしいものだ。
(白根麻子)