モデルたちがこぞって食べる、赤身肉で「ヤセ体質」になるってホント?

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「さぁ、ダイエットしよう!」。そう思ったとき、あなたはどんな行動をとりますか?

 たぶん多くの人が「運動をする時間はないから食事を減らして‥‥」と考えるのではないでしょうか。特に「お肉=脂質が多い=太る」というイメージから、ダイエット中はお肉を食べるのは控えようとする人も多いかと思います。

 でも、ちょっと待って。最近は「お肉こそ、ダイエット中に食べたほうがいい」「お肉を食べたほうがヤセ体質になる」という考え方も提唱されています。その代表例が最近よく聞く「赤身肉ダイエット」です。

「簡単に言うと『1日1回、手のひら大の赤身肉を食べる』というものです」と話すのは、あるフィットネスライター。でも、どうしてお肉を食べることがダイエットになるのでしょうか。

 その秘密はL-カルニチンという物質が大きく関係しています。この物質は脂肪代謝を促して、エネルギーとして使うために働く物質で、1kgあたりの赤身肉には牛肉で1180mg、豚肉なら274mgも含まれているんだとか。

「このため赤身肉を積極的に食べると、脂肪を消費しやすい体質になるのです。また、肉類は消化が緩やかなので腹持ちがいいのも特徴。空腹感を感じるまでの時間が長いので、お菓子などの間食を防ぐ手段にもなります」(前出・フィットネスライター)

 それに肉類は糖質をほとんど含まないのでインスリン分泌が緩やかになり、余剰エネルギーを体脂肪として取り込みにくいという利点もあります。さらに、赤身肉には、100gにおよそ16~20gのたんぱく質が含まれているというのも重要な点。私たちの皮膚や筋肉、内臓などはすべてタンパク質でできていて、常に新陳代謝を繰り返して生まれ変わっています。

「ところが糖質が多い食事で満足感を得てしまうと、代謝に必要な材料が不足気味に。ですから、体づくりの材料になるタンパク質の補給が不可欠なのです」(前出・フィットネスライター)

 普通の生活をしている人が1日に必要なたんぱく質は、体重1kgに対しておよそ1g。体重50kgの人であれば50gが必要です。つまり、最低1日250gはお肉を食べたいところ。1回では無理だという人は、昼と夜に分ければいいかもしれません。

 それでも「お肉は脂が‥‥」という人に、もう一つ有益な情報をフィットネスライターが教えてくれました。

「実は最初に体脂肪になるのは糖質で、脂質やたんぱく質はその次。血糖値が低ければ、体は蓄えた脂肪を中性脂肪に分解し、さらにブドウ糖に変換して細胞の活動に使います。ですから、肉食はダイエットに向いるのです」。

 これを機会に、ご飯やパン、麺類を減らし、脂肪が少ない赤身肉に置き換えた食事を考えてみてはどうでしょうか?

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