一方、こうした「劣化」芸能人たちなどお構いなしに、いつまでも若々しい美貌を維持している美淑女たちもいる。中でも、一向にオバサンにならない「奇跡の47歳」が森高千里だ。
99年に俳優の江口洋介と結婚した森高は、その翌年2月に長女を、02年5月に長男を出産。その後は仕事をセーブして家庭を守ってきた。
「自称・美容フリークという森高さんは、週に1~2回、プールで1キロ以上も泳いだり、水中エクササイズに励んでいるそうです。水泳は体に負担がかからないぶん、帰って家事をするのにちょうどいいとか。また、美脚をキープするためにお風呂でボディソルトを使ったセルフマッサージをしたり、バストケアのために肘を上げてシャンプーをするなど、日々些細な気づかいを忘れないそうです」(芸能ライター)
同じ若々しさでも篠原涼子(43)に送られる声は少し違う。美容ライターが解説する。
「篠原さんの魅力はその自然体にあります。よく見ると目は細めで、顔のパーツも決してバランスがいいわけではないのですが、それがかえって自然体を感じさせます。正直に言えば、篠原さんも年齢なりに肌質は劣化しているように感じます。ただ、その劣化具合がごく自然なため、同世代の女性たちにとってはお手本の肌になっているのです」
女優の相田翔子(46)もその若々しさには定評がある。芸能デスクが言う。
「彼女は出産後、2年間“半身浴”を続けて元の体型に戻したといいます。子育てに忙しい最中もなんとか2時間の入浴時間を確保。湯船に浸かり、リンパマッサージを行っていたそうです。また、日頃のストレスは掃除で発散させていると言い、1時間は掃除機をかけている。その消費カロリーはおよそ200キロカロリーになるとか。これが大掃除なら1日5~6時間かかるため、ご飯5杯ぶんくらいはカロリーを消費しているというわけです」
47歳の山瀬まみも劣化知らずな一人。出演番組でよく笑い、よく泣くなど喜怒哀楽を隠さないのも若さの秘訣だろうが、彼女の場合、趣味の料理のこだわりがハンパない。
「玄米を自宅の精米機で精米し、もみ殻は自家製のぬか床に使う。栄養バランスを考え、1日に30品目以上の食材を食べるようにしている。胃腸の調子も良く、化粧ノリも上々。食べるものが体を作るという言葉を実感する日々だそうですよ」(前出・芸能デスク)
加齢による肌の劣化が不可避であれば、女性としてはどうにかして対策したいもの。しかし、特別なことをせずとも、妻として、母として、そして女として充実した毎日を送り、幸せに歳を重ねた人には内側から“キレイ”がにじみ出るのだろう。