福山雅治と安室奈美恵が、現在放送中の「アサヒスーパードライ エクストラハード」のテレビCMで初共演を果たしている。
大物同士、しかも片や「エイベックス」、片や「ユニバーサルミュージック」とライバルレコード会社所属の看板アーティスト同士の共演であり、業界内でも大いに注目が集まっている。
だが、2人の共演が実現した理由は決して前向きなものではないとか──。
音楽誌編集者は語る。
「かつて“アムラー”ブームを生み出すなど若い女性たちのカリスマとして君臨した安室も、さすがに近年はCDの売り上げやコンサートのチケットの売れ行きにも陰りが見え始めています。さらに深刻なのが福山です。福山は女優・吹石一恵との結婚以降、人気凋落が顕著。昨年主演したフジテレビ系月9ドラマ『ラヴソング』も大惨敗を喫した。要は、かつては単体でCM出演できた2人が“セット売り”されるような状況になっているということです」
そんな中、2人は今回のCM共演を機に意気投合し、合同コンサート開催の話まで浮上しているという。
「格的にもそん色ないし、合同コンサートとなれば当然、CMクライアントである『アサヒビール』のサポートも受けられるでしょうからね。互いのファン層拡大という点でも悪くない話だと思いますよ」(前出・音楽誌編集者)
CMに続き、2人がステージで共演する日も近い!?
(しおさわ かつつね)