6月29日深夜に放送されたバラエティ番組「じっくり聞いタロウ~スター(秘)近況報告~」(テレビ東京系)に、元モーニング娘。のメンバー・福田明日香がゲスト出演。18年ぶりのテレビ出演を果たした。
福田は12歳の若さで抜群の歌唱力を武器にモー娘。の初代メンバーとして活躍。しかし、わずか2年で芸能界を引退している。この日は「TVから消えた有名人!今、何やってるの?SP」ということで、福田も現在の生活と、モー娘。時代のギャラ事情や脱退理由などを明かした。
18年ぶりのテレビ出演ということもあって、当時のファンはそのトーク内容に注目していたが、特に興味を示したのが「当時仲が悪かったメンバー」について。福田はあっけらかんと「やっぱり中澤裕子さんですよね」と、初代リーダーの名前を挙げた。その理由については「年齢に開きがあったんで。すごく歩み寄ってきてくれていたんですけど、私が子供なので思ったことをすぐ言うし、空気読めない感じでした」と説明している。
「福田は最年少ながらメインボーカルとして活躍していたこともあり、12歳年上の中澤に目をつけられてもおかしくないですね。当時は中澤の前を歩いてはいけないという理不尽なルールがあったほどで、福田が卒業後に加入した加護亜依や辻希美は福田よりさらに年下ですが、中澤にビビっていたぐらいですから」(エンタメ誌ライター)
また福田は、「学業に専念するため」と発表していた脱退理由についても、「原宿行ってクレープ食べたりとか、竹下通りをプラプラ歩くことができなくなって、寂しくなった」と真相を語ったが、視聴者からは「絶対に中澤にイジメられてただろ?」「辞めた原因は中澤だろ」「中澤は相手が一回り年下でも容赦ないからな」と、脱退は中澤からのイジメと決めつけるような書き込みが多数みられた。
卒業公演では一切涙を流すこともなく、芸能界を後にした福田。そのすがすがしさからも、中澤の支配からやっと解放されたかのように見えてしまったファンが多かったのかもしれない。
(田中康)