“シニアドラマ”というカテゴリーを打ち出し、ドラマ界に新風を巻き起こしている「やすらぎの郷」(テレビ朝日系)。その中で、往年の名女優・白川冴子を好演しているのは浅丘ルリ子だ。
同ドラマは、元夫婦だった浅丘と主演の石坂浩二が共演することでも話題になっていた。
そんな浅丘が7月4日に放送された深夜のトーク番組「チマタの噺」(テレビ東京)にゲストで登場。司会の鶴瓶を相手に、石坂に関するトークに花を咲かせた。
腕を絡ませ散歩する老夫婦のインタビューを見た浅丘は「私、好きなの。あんな風に男にすがって歩くのが。あーなりたかったですね」と、羨ましそうにコメント。
さらに「お友達からはねぇ、『もう一度一緒になれば』と言われるけれど、あちらにはもう(新しい妻が)いらっしゃるのよ」とちょっぴり残念そうに、離婚したことを後悔しているような本音を漏らした。
芸能ジャーナリストは「浅丘は石坂が嫌いで別れたわけではない」という。
「2人同席で離婚会見を行った5日後に、石坂は再婚しました。つまり、離婚は石坂から言い出し、浅丘はそれを受け入れるしかなかった。石坂は当時、年老いた母親と同居したかったが、女優の浅丘に面倒をかけたくないとの配慮だったともいわれています」
かつて、石坂との30年にわたる結婚生活を振り返り「得たものばかりで、失ったものは何ひとつない」と語った浅丘。今回の共演は浅丘にとって“やすらぎの時間”なのかもしれない。