すっかり大物俳優の仲間入りを果たした香川照之。その香川が、なんと元旦からカマキリの着ぐるみ姿でテレビに登場するとあって、話題になっている。その番組は「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHK Eテレ)。
この番組は、昆虫マニアでもある香川が“人間よ、昆虫に学べ”をテーマに昆虫の魅力を伝える今回で5回目を迎えるシリーズもの。過去にも「トノサマバッタ」「タガメ」「オニヤンマ」などに焦点を当て昆虫を求めて香川が着ぐるみ姿で森に進入。その身体を張ったロケが反響を呼びじわじわと話題になっていた。
「香川自身も“昆虫界の池上彰さんになった気分”として、『周囲からは、もはやライフワーク、ほとんど私の代表作のように語られているのがありがたいですし、私自身もそう思っています』と、この番組に対する意気込みを語っています」(番組関係者)
毎回カマキリの着ぐるみを着ているせいか、香川は近頃“カマキリ先生”と呼ばれることも多いという。Twitterでも「香川照之のはしゃぎっぷりが強烈で面白過ぎ」「私の元気の源、昆虫すごいぜ。香川さん、スタッフさん、ありがとう!」「面白いから全世界の人に見て欲しい」などと絶賛。香川自身も「こういうことになるとは、思ってませんでした」と予想外の反響に驚いているようだ。
「今回は“冬にもカマキリ先生を見たい”という沢山の視聴者からの要望を受け、マレーシアロケを敢行。『昆虫すごいぜ!』シリーズでは、初の海外ロケとなります。熱帯雨林の中、14時間カマキリの姿のままで枯葉や花にそっくりな珍しいカマキリの他、マレーシアの国蝶でもある『アカエリトリバネアゲハ』や『アトラスオオカブト』などを紹介していく予定です」(前出・番組関係者)
番組公式サイトでは、今回のロケを終えた感想を「マレーシアの現地の人には絶対にコメディアンだと思われてますよ」とユーモアたっぷりに語る香川。大晦日の31日には過去に放送した同シリーズを朝の9時から一挙に4本再放送する予定。年末年始は香川のカマキリコスに注目だ。
(窪田史郎)