嵐の大野智が主演する水10ドラマ「世界一難しい恋」(日本テレビ系)が4月13日からスタートする。大野演じる鮫島零治は、老舗旅館の跡継ぎで「鮫島ホテルズ」のイケメン社長でありながら、性格に難があるため恋愛経験はゼロという変わり者。そんな鮫島が初めて恋するヒロイン柴山美咲を、NHK朝ドラ「あさが来た」で大ブレイクした波瑠が演じる。
大野といえばこれまでは「怪物くん」(日本テレビ系)や「死神くん」(テレビ朝日系)など人間以外の役の印象が強く、なんと恋愛ものは今作が初めてだそうだ。
「大野主演のドラマ『怪物くん』は平均視聴率14.0%で、その後スペシャルや映画化までされた人気番組。またフジテレビの『鍵のかかった部屋』は平均16.0%の高視聴率をマークしました。ですが、2014年に放送された『死神くん』は9.7%と残念な結果に。この作品から2年ぶりとなる『世界一~』では、2ケタ台はぜひ欲しいところ。波瑠人気にあやかりたいでしょうね」(芸能ジャーナリスト)
大野は昨年“熱愛同棲報道”が発覚した際に「誤解を生む行動をとってしまったことを反省していまして、もう会うことも一切ございません」と釈明したが、これが逆に女性ファンの反感を買うことに。ネット上では「自分の保身のために一切会わないなんて相手に失礼」「クズすぎるね大野君」といった非難の声が噴出し、ファン離れが懸念された。
今回のキャスティングには、こうした大野のダメージを、朝ドラ平均視聴率23%超を記録した波瑠でなんとか持ち堪えたいという、日テレ側の弱腰な意向も見え隠れしてならない。
(李井杏子)