T.M.Revolutionの西川貴教が幼児向け番組「おかあさんといっしょ」(Eテレ)に4月27日からレギュラー出演する。人形劇の「ガラピコぷ~」にて、新キャラクターの“スキッパー”を演じるもの。意外な大物の起用に驚きの声もあるなか、当の母親たちからは不満の声があがっているというのだ。子育て中の女性誌ライターが教えてくれた。
「決して西川さんに不満なのではなく、不人気コーナーのテコ入れなんかに彼を使ってほしくないということなんです。『おかあさんといっしょ』では5年ぶりに人形劇がリニューアルされ、この4月から『ガラピコぷ~』が始まったのですが、キャラクターや場面設定に魅力が感じられず、リニューアル失敗という声も大きいのが実情。多くの母親は3月まで放送していた『ポコポッテイト』を続けてほしいと思っていますね」
その「ガラピコぷ~」は、しずく星という架空の惑星が舞台。メインキャラクターはハリケーンウサギの女の子、オオカミの男の子、そしてロボットの3人だが、母親たちからは「可愛くない!」と不評プンプンだ。架空の惑星にウサギやオオカミがいるのもおかしな話だが、さらには関西弁をしゃべるタコのキャラクターまで登場する始末で、その安直な設定に母親たちは呆れかえっているのである。前出の女性誌ライターが続ける。
「なぜ人気の『ポコポッテイト』を終わらせる必要があったのかと、みんな怒っていますよ。キャラクターを新しくして、ぬいぐるみを売りつける作戦という疑いの声もあるほどで、『ガラピコぷ~』に変わってからは観なくなった人も少なくありません。そんな不人気コーナーに西川さんを投入するのはもったいないですし、テコ入れが理由なら彼をバカにしています。どうせなら『ポコポッテイト』のときに出演してもらいたかったですね」
番組のリニューアルには騒動が付き物だが、うたのおねえさんに関しては三谷たくみから小野あつこへのバトンタッチに不満の声は聞かれず、聞こえてくるのは人形劇の“改悪”ばかり。そんな不人気コーナーを西川は立て直せるのか。逆風に耐えるのは得意なはずの西川だが、今回のミッションはかなり困難なようだ。
(白根麻子)