来年上半期放送の朝ドラ「おかえりモネ」(NHK)に出演することが決まった浅野忠信。
1988年に放送開始となった「3年B組金八先生」(TBS系)第3シリーズで役者デビュー。「撮影して放映する」を繰り返すテレビドラマの機械的なサイクルになじめず、18歳になった頃には役者を辞めることも考えたのだとか。そんな浅野は1990年に映画「バタアシ金魚」に出演。大人同士が本気でケンカをしたり徹夜をしたりしながら作品を作りあげていく映画製作のスタイルを体感。「映画でだけなら仕事をしてもいい」と考えるようになったという。
その後、数々の映画に出演し、多数の映画賞も受賞。押しも押されもせぬ人気俳優となったのだが、そんな浅野が今回、32年の役者人生で初めての朝ドラ出演。早くも大きな期待が寄せられている一方で、波紋も広げているのだという。
「映画関係者から聞いたところによると、なんでも浅野はコロナに感染したくないという理由から、2017年10月期に放送された浅野主演ドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)の劇場版の仕事を、シナリオが完成していたにもかかわらず『自粛生活をする』と言って断ったのだとか。ところが9月28日からすでに撮影を始めている『おかえりモネ』に浅野が出演するとわかり、関係者の間では『浅野はフジテレビを蹴ってNHKに取り入った』と陰口を叩かれているそうです」(女性誌記者)
5月には自身のインスタグラムにドラマ等の再放送に対して「今まで参加した作品の二次使用料とか俳優ももらえるといいのになあ」「こういう時に困ってる同業者の少しでも支えになると思うんだけどなあ」などと投稿していた浅野。まずは朝ドラ次回作に出演するNHKから、二次使用料の交渉をしてみたらいかがだろうか。