タレントの指原莉乃が11月9日放送の「霜降りミキXIT」(TBS)に出演し、直近の月収を間接的に明かしている。
「ホンネで語る!同世代トークパーティー」と銘打たれた企画の中で、出演者がそれぞれどのくらい稼いでいるのかとの話題に飛び火。互いに具体的な月収額の探り合いが展開される中、EXIT・兼近大樹は「りんたろー。さんは月300万円」と突然相方の月収を暴露すると、今度はトップアイドルとして活躍した指原の収入を予想する流れに。
霜降り明星・せいやが推測した金額には放送上はピー音で加工されたが、指原は「どの顔したらいいのか分からない」と苦笑いし、かなり“正解”に近かったことを仄めかした。これにはミキやEXITら売れっ子芸人も「すごい!」と驚愕し、粗品が「死のうかな」と絶望すると、相方・せいやも「辞めよかな、芸人」と自分たちの収入との差に驚いていた。
共演者がドン引きするほどの稼ぎを明かした指原は「これだけは言わせてほしい」と前置き、テレビのギャラはあまり高額なものではなく、CM出演やカラコン、アイドルのプロデュース業がメインの収入源であると説明している。
「指原の給料額にドン引きした霜降り明星、ミキ、EXITらもまた、テレビでは見ない日が無いほどの活躍をしているお笑い第七世代の主役たち。粗品やせいやはその額に圧倒され、“芸人を辞めようかな”とも漏らしていましたが、指原が芸能活動をスタートさせたのは今から12年前の15歳から。一方、お笑い第七世代の中にはコンビ結成から数年のケースも多く、ネットでは『中学生で上京して働いてきた人と、第七世代が同じなわけない』『最近売れたばかりの芸人と指原では実績も苦労も全然違うだろ』と納得する人が多いようです。また、テレビの出演料をメインの収入としている芸人は本数に限りがあるので、プロデュース業で稼ぐ指原やダレノガレ明美、藤田ニコルといった美容系タレントにはかなわないという意見も多いですね」(テレビ誌ライター)
10代から20代が最も“稼ぎ時”であるアイドルとは対照的に、芸人は長いスパンで芸を磨き、徐々にギャラが跳ね上がっていくという構造であることも要因だろう。霜降り明星、ミキ、EXITには生涯年収で指原を上回るほどの活躍を見せて欲しいところである。
(木村慎吾)