アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が来春、NHKの“朝の顔”になるのか。11月12日発売の「女性セブン」が、村上が情報番組「あさイチ」(NHK)の司会に就任する可能性を報じた。
同番組のキャスターは現在、お笑いコンビ・博多華丸・大吉と同局の近江友里恵アナウンサー。記事によると視聴率は芳しくなく、そのテコ入れ策として村上に白羽の矢が立った。「あさイチ」などの情報番組では関西弁の司会者は歓迎されないというが、村上は司会スキルが高く別格扱い。関西弁を話すが、NHKの幹部からの評価は高いという。
「あさイチ」で村上の巧みなトークが楽しめるのはうれしいが、その関西弁にケチがついたことがあった。バラエティ番組「月曜から夜ふかし」((日本テレビ系)では、共にMCを務めるマツコ・デラックスが、以前から村上の「関西弁が変」だと主張。10月19日放送回では、村上の関西弁が検証された。
大阪在住の一般人からは「関西人でも使わない関西弁を話している」という声もあったが、関西弁を研究している大学教授によると、村上は正しい関西弁を話しているという。ただ、あえてぞんざいな喋り方をすることが多く、そこは「まさにビジネス関西弁」だとバッサリ。
村上の“ぞんざい”な関西弁は朝の番組にふさわしいのか。いささか心配になるが、他にも不安なことがあるという。
「村上のタメ口に眉をひそめる視聴者は少なくありません。マツコだけでなく、ビートたけしや明石家さんまといったお笑い界の大御所にもタメ口で突っ込むことがあり、ネット上で批判を浴びていました。朝の情報番組で、関西弁のタメ口が主婦層に受け入れられるかどうか…」(テレビ誌ライター)
村上が「あさイチ」でタメ口を使うのか、敬語を使うのか、それも楽しみだ。
(石田英明)