このご時勢で自炊が増えていることから、料理に凝り出したという人も多いのでは? そこで、いつもの“野菜炒め”をワンランク上にする、簡単テクニックを紹介しましょう。
■切り方をそろえる
料理人の茂出木雅章さんの著書「男の料理ハンドブック」(PHP研究所刊)によれば、野菜炒めのように何種類かの野菜を一度に炒めるときには、切り方をそろえることがポイントなんだそう。
■香りや味の出るものから炒める
同書によると、香りや味が出るものを先に炒めるのがコツなんだとか。さらに、火の通りにくいものは先に下ゆでしてから炒めると、より美味しく旨みを損わずに仕上がるそうですよ。
■水気をしっかり取る
料理研究家の武蔵裕子さんの著書「コツで差がつく! 基本のおかずがおいしく作れる本」(西東社刊)によれば、野菜を炒めるときに野菜に水気が残っていると、油がきれいに回らずベチャッとした仕上がりになってしまうそう。ペーパータオルで押さえ、水気を取ってから調理しましょう。
■調味料はあらかじめ混ぜておく
武蔵さんの著書によると、調味料は炒めている最中に混ぜるのではなく、あらかじめ混ぜておいてから入れるとよいのだとか。炒めながらモタモタしないので、火の通り過ぎを防ぐことができるそうですよ。
ちょっとしたコツですが、これらを一つひとつ行うことで、野菜炒めのレベルがグンと上がりそうです。美味しいワンランク上の野菜炒め、ぜひ作ってくださいね。