出産を機にライフスタイルが変わると、家計も変わります。お金をかけたい分野や必要な家具・生活用品の種類が変われば、新しいものに切り替えるために大きな出費を伴うことも。そんなときに家計負担を減らすには、事前に次のようなことをしておくのがオススメです。
■利用サービスの見直し
ライフスタイルが変わると、利用したいサービスが大きく変わるのが通信・サブスクの分野。例えば、外出中にインターネットを使用することが多く、自宅用とは別にポケットWi-Fiを契約している人は、産後は不要になるケースも多いようです。
音楽・動画鑑賞やファッション系のサブスクサービスを利用している場合なども、産後は不要になるもの・別のサービスを利用したいものなどがあれば見直し、「全く利用していないのに料金だけ支払うことになってしまった……」という後悔を防ぎましょう。
■家の中の整理整頓・断捨離
意外と家計管理につながる家の中の“モノ”事情。どこに何があるのか把握できていなかったり、使いやすい配置になっていなかったりすると、余計な出費を増やしやすくなります。
「産休に入ってからでいいや」「育休中、職場復帰までにやればいいや」と、ズルズルと後回しになりがちなのが、家の中の整理整頓や断捨離。子どもが生まれると、ベビー用の家具や服、おもちゃなどが増えていきますから、それらが入る前に片付けを終えてしまうとよいでしょう。新しいものが入るスペースを決めておくと、余計に増やさない工夫ができて家計負担の軽減にも役立ちます。
■産休・育休中の家計について家族と相談
産休・育休中は、収入が減ったりこれまで通りの生活や貯蓄がしにくくなったりするケースが多いもの。具体的な毎月の生活費や貯蓄目標などは、事前に家族会議で“見える化”しておくのがオススメです。生活費だけでなく、子どものために使えるお金を把握しておくと、安心してベビー用品を購入できます。
実際に赤ちゃんを迎えてみないと分からないことも多いですから、ざっくりとした計画でOK。事前にイメージングしておくことで、変更・修正の方向性も考えやすくなりますよ。
(Nao Kiyota)