11月25日に都内で行われた「第49回ベストドレッサー賞」の授賞式。ドラマ「この恋あたためますか」(TBS系)などで人気の俳優・中村倫也が芸能部門賞に選出されて出席した。
ベストドレッサーは、ファッションセンスはもちろん、ユニークで個性的なキャラクター、ライフスタイル全般におしゃれ感を醸し出している人物に授与される賞。ちなみに、芸能部門で中村の他に、田中みな実が受賞している。
そんな“おしゃれ代表”のような賞を授与されたからか、中村本人はまさかの自虐コメント。それでもさすがは人気者。その発言で「ほっこりした」「ますます好きになった」と好感度がよりアップしたようだ。
「中村さんは受賞を素直に喜びつつも『びっくりしますね。なんで選んでもらえたのか、いまでも不思議』と、ファッション関連の受賞に戸惑いを隠せない様子でした。というのも、この日も授賞式の前に趣味だという散歩を30分ほどしていたそうですが、司会者から『人が集まって大変じゃないですか?』と質問をされると、本人は『全然ですよ、オーラゼロ人間ですので。この1年、街を歩いても気づかれてないですね。今日も帽子とマスクでしたけど』と、普段は特に変装しなくてもまったく目立たないと明かしていましたから、逆にこちらがびっくりですよ」(女性誌ライター)
人気沸騰中で、しかも個性的なイケメン。昼間に散歩していたら見つからないわけがないと思えるが……。
「ファンからは『カメレオン俳優だからオーラを消すのもうまいはず』『私生活が派手じゃない証拠だと思う』と、彼の才能と実直な人柄がそうさせているのでは、という声が多かったですね。事実、ブレイク以降もしばらくはオートロックのない家賃9万円のワンルームアパートに住んでいたり、夜遊びも控えめだったりと、浮ついたエピソードがない。そんなところも多くの女性から支持されている部分なんです。それと、散歩が趣味というのはファンの間では有名な話。『きっと気づいても邪魔をしないのだと思う』といった意見もみられました」(前出・女性誌ライター)
旬の役者にオーラがないわけがない。スキャンダルとは無縁で信頼感がある。彼の自然体スタイルこそベストドレッサーにふさわしいのかもしれない。
(山田ここ)