歌手の氷川きよしが11月17日に発売された「女性自身」に登場。最新アルバム「生々流転」の発売を機に自らの生き方を語っている。
20代の頃は「とにかくがむしゃらだった」と語る氷川。「あれから20年たったいまは、『自分が発信したい音楽をやっていきたい』と、思うようになりました」という。
デビュー前の10代の頃についても言及し、「死にたいって考える多感な時期があって…。でも、死ぬくらいの寂しさとか苦しさとか孤独があるんだったら、逆に何だってできる! そう思って演歌を始めたんです。生きて、たくさん親孝行しようって。それ以来“しぶとく生きる”というのがテーマですから!(笑)どんなにつらくても、やっぱり生きていかないといけないですからね。それをずっと続けてきたので、43年生きてこられたんだと思います」と振り返った。
ネットではこの記事に対して《氷川さんのように、そこで気持ちを切り替えることができれば、本当に違う人生が見えてくるはず。無理して頑張る必要もないし、人の目を気にする必要もない。自分だけの道を行けばいいのです》《大人になっても辛いことっていっぱいあるけど、年取っても良いことは図太くなったり動じなくなってくることだね。繊細だった時期も大切なんだけど、図太く生き続けていくっていうのもすごく大事だと思う》《前も輝いていましたが、今もっとキラキラしてます。肌はキレイだし!》と共感の声が多数あがっている。
「氷川きよしは昨年の11月にインスタグラムでウェディングドレス姿を公開。同時期に発売された週刊誌でも『男らしく生きて欲しいって言われると、自死したくなっちゃう』と発言し、どちらも話題になりました。それ以来、ビジュアル系のような中性的な容姿となり、演歌だけでなくロックにも挑戦。実は本人は10年以上前からイメージを変えたかったようですが、ファン離れも恐れた事務所に止められていたとか。それでも諦めずに交渉を続け、やっと許された。結果的にファンや世間からの評判も良く、イメチェンは大成功と言えるでしょう」(芸能記者)
生き生きとしている今の氷川の姿は有言実行、まさに“しぶとく生きた”結果の粘り勝ちと言えそうだ。
(柏原廉)