お笑いコンビのアンジャッシュ・渡部建が日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の特番「笑ってはいけない」への出演が報じられた頃、ひそかに悲しい事実を突きつけられた芸人がいた。フットボールアワー・岩尾望だ。
それは、渡部が記者会見を行った12月3日放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)で明かされた。番組に出演した岩尾は、渡部の一連の報道に対して「僕ほぼほぼ毎年大みそか『笑ってはいけない』出させてもらってたんですよ」と切り出した。続けて、「(渡部の)このニュース見て、あ、収録あったんや。ていうことは俺今年呼ばれへん」と、報道で今年は「笑ってはいけない」の出演依頼が来ていなかったことを知ったという。最後は「こんなことで知りたなかった」と嘆いた。
ネットでは《のんちゃん可哀想》《まあ渡部よりのんちゃんが出てる方がいいよね》《嫁じゃない方ののんちゃんまで悲しませるとは渡部め罪を重ねやがって》など、“のんちゃん”こと岩尾への同情の声があふれた。
「岩尾は毎年、芸人達がダチョウ倶楽部の上島竜兵チームと出川哲朗チームに分かれて、ほっかむりとふんどし一丁で体を張った対決をするコーナーに登場していました。濃厚接触が避けられないものなので、今年は新型コロナの感染対策で、コーナーごとなくなった可能性がありますね。リモートを使った笑いを増やすとも言われているので、フリップ芸などこれまであまり呼ばれなかった芸人が登場するかもしれません」(芸能記者)
いずれにせよ思わぬ流れ弾をくらった形となった岩尾。来年は出られると良いのだが。
(柏原廉)