お笑い芸人として、また俳優、画家、ヨガ実践者など様々な顔を持つ片岡鶴太郎。彼の三男・荻野聡士氏が今年3月、東京に懐石料理店「赤坂・おぎ乃」をオープン。その店が、なんとミシュランの一つ星を獲得するという快挙を成し遂げた。
「聡士氏は高校卒業後、京都の懐石料理の名店『嵐山吉兆』などで15年にわたる修業の末に独立。店内には、父・鶴太郎が描く絵画も飾られています。鶴太郎は12月8日のブログで『私の三男聡士の御店 赤坂 おぎ乃 昨日のミシュラン発表で、一つ星を獲得致しました。これも、皆様の御支援があってこその栄誉で御座います。心より感謝申し上げます』と喜びの声をつづっています」(スポーツ紙記者)
「おぎ乃」は、季節に合わせた食材を使い、雛祭や七夕などの節句と料理の調和を試みた評判の店。焼き物にはこだわりがあり、オープンキッチンの中央に炭焼き台を設置。野菜も魚介も厳選した食材を独自のルートから仕入れているという。
そんな一流店なのだが今回の一つ星獲得を受けて、ネットではあるキーワードが浮上している。
「鶴太郎といえば、1980年代の伝説のお笑い番組『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)で繰り広げた、熱々のおでんを顔につけてリアクションする『おでん芸』で有名。それゆえ、『おぎ乃』ではおでんを出さないのかといったコメントが浮上しています」(芸能ライター)
息子のミシュラン一つ星獲得により、再び脚光を浴びた鶴太郎のおでん芸。今では事務所の後輩であるダチョウ倶楽部に継承したものとの印象が強いが、ぜひ久しぶりに本家のワザを見せてほしいものだ。
(窪田史朗)