12月15日、大晦日に放送される「NHK紅白歌合戦」にて、嵐が「NHK2020ソング」の「カイト」を歌唱すると発表された。またNHKは、同曲の歌唱動画の一般募集も始めたという。
「『カイト』は、米津玄師が作詞・作曲を手掛け、東京オリンピックを応援する曲として昨年の紅白で初披露されました。しかし今年は、コロナの影響で多くのイベントや大会が中止に。そんな中、NHKは『あたりまえだった私たちの日常が失われてしまいました。みんなで集まることは難しいけれど、私たちは歌で繋がることができる』と、サビ部分の歌唱動画を一般募集すると発表。そこで選ばれた動画は、本番で使われることとなるようです」(テレビ誌記者)
そんな嵐は、今年いっぱいで活動を休止することが決まっており、紅白が休止前の5人を見られる貴重な場所となる。そのため、一部嵐ファンからは、一般人の動画募集企画を疑問視する声もあがっているという。
「今回のNHK企画が発表されると、一部嵐ファンからは『一般の歌唱動画なんかよりも嵐本人を1秒でも目に焼き付けたいんですけど?』『嵐の出演時間を削ってでも使われるなら要らん。1分1秒でも嵐だけの映像を観たい』『最後なのに、一般人の姿や歌声を聴きたい人がいるのかな。需要ない気が…』と企画内容を心配する声が続出しているのです。一般人の動画を使った炎上といえば過去、ディズニー映画『アナと雪の女王』を放送したフジが、視聴者の投稿動画で構成したエンディングを流し、『作品が台無しだ』と批判が殺到しました。そのため、嵐の紅白に関しても『「アナ雪」炎上の二の舞となるのでは?』と心配する声も飛び交っています」(前出・テレビ誌記者)
今のところ、集めた動画をどのような演出で使用するかは、発表されていない。しかし、嵐だけを見たいと願うファンは、今回の企画を不安に思っているようだ。