12月12日に放送されたニュースバラエティ番組「中居正広のニュースな会」(テレビ朝日系)での中居の報告に、視聴者から好感度の高いコメントが寄せられている。
番組では、コロナ感染対策による需要急増で、1年前に比べ加湿器の平均単価が2割ほど上がったことを紹介。その流れで出演者の劇団ひとりが「中居さん、最近(加湿器を買いに家電量販店へ)行ったんじゃないですか?」と話を振ると、中居は「加湿器、買いました」と購入したことを報告。
でも、中居ぐらいの“お金持ち”なら加湿器の単価上昇を実感するわけがないという雰囲気の中、「いや、あの…高いの買いました」と切り出し、「3万円ぐらいです」と告白。ところが、劇団ひとりが「そんな高くない」と速攻でツッコミ。すると中居は、「加湿器の中では高いんです」と反論したものの、劇団ひとりが使っている加湿器が5万円の商品だということまで判明してしまった。
このやり取りの中、中居は悔しがって見せたものの、視聴者は中居の庶民目線のトークを称賛。「本気で高いと思ってる表情だったよね」「物を大切にする感じが伝わった」「すごいお金持ちのはずだけど嫌味がなくていい」などの声が。
「視聴者の目線で語れることが好感度に繋がってますね。実際に本人の資産は一般人からしたらケタ外れのはず。ほかのバラエティでは『お金がまったく減らない』とサービストークをしたこともありますしね。でも、月の食費もたまに外食をするぐらいで5万円ぐらいだと話していたこともありますし、かと思えば番組やスタッフへの差し入れは奮発したり、慈善事業に寄付をしたりと、ケチ臭い話は伝わってきません。最近では、元SMAP3人の『新しい地図』が日本財団と設立したコロナ対策基金『LOVE POCKET FUND』に、公にしないで寄付していたこともスクープされました」(女性誌ライター)
最近のバラエティでは、売れっ子タレントたちのギャラ自慢や、かつての稼ぎなどをネタにしたお金持ち自慢が横行。また、ワイドショーなどで市民生活を心配するような発言をしても、私生活での行動が伴っていないタレントも数知れず。でも、中居の場合はプライベートで自然に庶民感覚をキープしているから、3万円の加湿器が「高い」と言っても嫌味を感じさせなかったのだろう。
コロナ禍で多くの人たちが不安を抱える中、中居のように視聴者をほっこりさせるキャラクターは今後さらに需要度が増すのかも?
(塚田ちひろ)