作家でタレントの室井佑月が12月17日に自身のツイッターアカウントを更新し、「都内のお母さん」に向けて食材の確保を呼びかけている。
室井は「叩かれるかもだけど」と書き出し、“炎上覚悟”であることを仄めかしつつ、「気づいてていわないのは嫌なのでいうね。食べ盛りのお子さんがいるおうちは、冷凍野菜やお肉が安い日に購入して、冷凍庫に少しだけストックしておいたほうがいいかも」と助言した。
続けて、同ツイートに付け加える形で「都内に住むお母さんたちは、そのことを今からちょっとだけ心にとめておいて。お願いします」とも投稿。この“炎上覚悟”の意味深な2つのツイートに対し、フォロワーから「姉さん、叩く要素がおまへん!」と擁護のリプライが届くと、室井は「それがさ、あるんだよ。不安を煽る、っていわれたり」と返信している。
12万人のフォロワーを抱え、社会的影響力が大きい室井は、今回の発信により、買い占めなどに繋がると批判されてしまう可能性を危惧したようだ。
「では、室井がそうした炎上リスクを招いてでも『都内のお母さん』に的を絞って発信した理由は何なのか。また、『気づいてていわないのは嫌なので』とのフレーズにも様々な憶測が集まっており、ネットでは『推測するに、都内のコロナ感染増で自粛、時短、それに伴う買い占めなどが起こるのではないか、今のうちに必要な分は買っておいた方が良い、的な意味?』『東京の感染者800人以上の速報の後、ツイッターのトレンドに“緊急事態宣言”のワードが上がったりしてたからそんな発信したのかな』といった反応が出ています。一方、“なるべく値段の安い日に食材を購入し、それを冷凍しておく”との助言については、『今更改めてお願いされなくても、普段から普通に誰でもやってる』『一般家庭なら皆やってる当たり前な内容』『冷凍庫に少しだけストックしても、育ち盛りじゃなくてもすぐに無くなるだろ』『なにが言いたいのか分からない』などと、叩かれるほどの内容ではないという指摘もありました」(テレビ誌ライター)
一体、室井がどんなことに気付いてしまったのかは気になるところではある。だが、今回の呼びかけは大きな不安を煽る結果にもなっていなければ、それほど有効なアドバイスにもなっていないというのが世間からの反応となっている。
(木村慎吾)