後輩のラストステージを見守る大先輩の姿にKAT-TUNファンも大いに感動したようだ。
5月1日、KAT-TUNが充電期間前ラストとなるライブを東京ドームで行った。一部では「実質的な解散では?」と囁かれていたが、KAT-TUNの3人はそれを否定。亀梨和也は「目標を持って充電期間に入る」と力強く語った。
ラストの挨拶で、中丸雄一は号泣、上田竜也も涙を浮かべ、亀梨を含めた3人が抱き合ったが、ファンたちも3人の絆をしっかりと目に焼き付けたようだ。
さらに今回のライブでは、もう一つ“いい話”があったようだ。
「嵐の櫻井翔が観に来ていたようで、多くの目撃情報が出ています。それによれば、パフォーマンス中もノリノリでビートを刻んでいたり、最後の3人の挨拶も真剣な表情で見守っていたそうで、後輩たちを優しく見つめるその姿に気づいたファンたちに好印象を与えたようです」(エンタメ誌ライター)
また、KAT-TUNファンたちが櫻井の姿に感動したのには、他にも理由があるという。
「KAT-TUNが充電期間に入る原因にもなった、元メンバーの田口淳之介がグループ脱退を発表したのは、昨年11月に放送された櫻井が司会の生放送音楽番組『ベストアーティスト 2015』(日本テレビ系)でした。さらに、充電期間前最後のバラエティ番組出演も櫻井がMCを務める『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)だった。KAT-TUNの大事な節目、節目をしっかり見届けてくれている櫻井だけに、その後輩思いな優しさにファンは感動したようです」(前出・エンタメ誌ライター)
「櫻井・有吉THE夜会」では、「もちろん今までのファンの方もそうだけど、この充電期間っていう中で、DVDとかCDを観て、新しくKAT-TUNのファンになる人ってたくさんいると思うんですよね。いつかまたKAT-TUNが見られるのを待っていてもらいたい」と、先輩の立場から視聴者にメッセージを送っていた櫻井。KAT-TUN再始動の際には、きっと後押ししてくれるに違いない。
(石田安竹)