お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんが1月18日放送の「痛快!明石家電視台」(MBS)に出演し、女性接客店通いの中で体験した悲しすぎるエピソードを振り返っている。
両親から貰った仕送りまでキャバ代に注ぎ込んでいた時期もあるほどに熱心なクロちゃんだが、嬢の母性本能をくすぐる為にアイスクリームを食べながら入店したこともあるという。
ただ、女性からは「太っている人って甘いもの好きなんですね。冬だから、そんなの食べると引きます」と一蹴され、ウケが悪く、1時間で退店。料金を確認したところ「なんか、ちょっと高いな」と不審に思い、内訳を調べると「(アイスの)持ち込み料金で3000円取られてるんですよ」と絶叫し、共演者を笑わせていた。
他にも、とあるキャバクラでは女性に電話番号を聞いた際、お店に来てくれる毎に「番号を1ケタずつ教えてあげるね」と巧みな営業トークで返された。以来、熱心なクロちゃんは足繁くお店へ通い始めるも、「あと2つで終わるとなった時に、“携帯替えました”と言われた」と回顧。ただ、怒りをグッとこらえ「また聞くね。今度は番号替えないでね」と大人の対応を見せると、再び最後の1ケタまで辿り着くも、「次の日に行ってみたら、いなかった」という。お店のスタッフに確認したところ「休みではなく、お店を辞めていた」ことが分かり、クロちゃんの一途な片想いは実らないまま終わってしまったそうだ。
クロちゃんは「携帯は替えなかったけど、店変えてたんです。金返せ!」と悲しみの雄叫びを上げ、MCの明石家さんまからは「R-1 キャバクラ漫談、優勝はクロちゃんでした」と絶賛されている。
「普段はドッキリのターゲットとなることがメインの役どころのクロちゃんですが、『明石家電視台』では失敗談を基にしたエピソードトークをお披露目し、共演者からも大好評。これにはネットでも『これだけ人間の負の部分をさらけ出せるのがすごい』『クロちゃんは面白いねぇ。怒らないところがいいよ』『なんだかんだテレビの世界で長年生き残る人って、それだけの力を持ってるんですね。再認識させられました』『これはすべらない話認定!』と高評価。また『残り1ケタなら、10回かけたら必ずヒットしますね』といった悪知恵をアドバイスするコメントもありました」(エンタメ誌ライター)
コロナ禍では実店舗へ通うことが困難となり、新たにオンラインでの“夜の店”通いをスタートさせたというクロちゃん。その支払いの為に、43年間作らなかったというクレジットカードまで新調し、今後も貢ぎまくる日々は当分続くことになりそうだ。
(木村慎吾)