俳優の谷原章介が3月29日スタートの情報番組「めざまし8」(フジテレビ系)のMCに就任する。1月21日発売の「女性セブン」によるとMCの座は“大争奪戦”だったとか。
同番組は22年続いたフジテレビの朝の顔でもあった「とくダネ!」の後継番組。同時間帯では「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)、「スッキリ」(日本テレビ系)の後塵を拝していただけに新番組で巻き返しを図りたいところだ。
記事によると、MC候補には関ジャニ∞の村上信五、お笑い芸人のカズレーザーらの名前も上がっていたが大争奪戦の末、勝ったのは谷原。
それにしても谷原がMCの座を勝ち得た要因はなにか。1月21日の「週刊文春」は、コロナ禍では視聴者を煽ったりスカッとさせたりするよりも、“寄り添う優しさ”がMCに求められると主張。それに合致したのが6人の子を持ち、イクメンとしても知られる谷原だった。
紳士として知られる谷原だが、その対応ぶりや優しさはやはり並ではなかった。2015年2月の「AERA dot.」では、谷原の近所の飲食店の店主が谷原の素顔を明かした。仕事が休みの日には、谷原は自転車で子供の送り迎えをしており、ママたちとすれ違うたびに笑顔で挨拶をしているというのだ。谷原に挨拶されたママたちの目はハートになっていたとか。
ママだけではなく、本来であれば嫌われてもおかしくない人物からも意外な感情を持たれていた。
「15年の『女性セブン』が、谷原を知る芸能関係者の証言を伝えていました。芸能関係者によると、谷原と別れた女性はみんな、悪口ひとつ言わないどころか、未練さえ募らせていたといいます。谷原の性格の良さ、仕事への真面目な取り組みは折り紙つきです。今も、別れた女性たちは後悔しているのではないでしょうか」(芸能記者)
非の打ち所がない谷原の欠点も見てみたいものだ。
(石田英明)