イケメンか否か──?
俳優の柄本佑が1月22日、「A-Studio+」(TBS系)にゲスト出演し、自身に巻き起こった“イケメン論争”に対して物言いをつけた。
番組MCの笑福亭鶴瓶が「格好良くなったよね? なんかCM見てても格好ようなったなって」と柄本を褒めると、同じくMCのKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔も「イケメン論争とかありましたよね?」と追随。
これは昨年放送されたドラマ「知らなくていいコト」の放送中に起こった出来事で、吉高由里子演じる主人公の元カレ役として出演した柄本は、思いやりに溢れながら大人の色香が漂う役柄を好演。それまでは、特異な役を演じることが多かった個性派の柄本に、メロメロになる女性が続出。ネット上に「イケメンか否か」との論争が勃発し、話題となった。
しかし、当の柄本には不満があったようで、「論争ってどうです?」「失礼じゃない? 論争すんなと」と物言い。柄本は“論争”については当時、人づてに聞いたと明かし、「その時は『イケメンなんて言われたことないな。いや違う、(論争だから)まだ言われてないな。イケメンかどっちかって揺れてるんだ』って」と振り回されたことを苦笑いしながら告白した。
ネットでは《めちゃくちゃイケメンという訳ではないかもしれないけど、かっこいいし、普通に街で見かけたら、確実に素敵って思う方ですよ》《お顔立ちだけを見ると、美形ではないけれど、そもそもイケメンってイケてるメンズの略だから、雰囲気や演技力がイケてるイケメンという事で良いのでは》《見た目だけで言えば、輪郭やアゴ周りなんか凄い整っててイケメンの部類だろうけど、目の辺りがそうでもないなって感じ笑》など賛のようで否、否のようで賛と入り乱れ、柄本が「失礼」と言いたくなるのも分かるほど言いたい放題の様相を呈している。
論争の是非はともかく、イケメンに見える役もさえない男もどちらもこなせる演技力を持っているのが柄本の真の魅力。“論争”の決着はしばらくつかないようだ。
(柏原廉)