5月14日公開の映画「殿、利息でござる」にフィギュアスケートの羽生結弦が殿様役で出演していることが話題だ。
5月4日に行われた特別試写会に合わせて行われたトークイベントには、プロフィギュアスケーターの織田信成が登場。「(羽生の殿様役に)衝撃が走りました。どうしても今日は羽生くんに一言モノ申したい」と発言。「フィギュアスケート界のお殿様といえば僕じゃないの!」と言ってのけた。
「織田は、織田信長から数えて17代目ということで、デビュー当時はご先祖ネタでよくメディアに登場していました。10年には信長が居城とした清洲城のPR役として名誉城主にも就任しています。自身もそれを自負していて、ブログのタイトルも『氷上のお殿様』です。イベントでは『羽生君はどちらかというと王子様、プリンスでしょ。殿様は僕から取っちゃダメだよ!』と笑いを誘っていましたが、スケートの戦績はもちろん、羽生に何もかも持っていかれたらたまらないという気持ちかもしれませんね」(週刊誌記者)
試写を観た織田が羽生に連絡を取り、「演技も上手くて本当に素敵だった」と伝えると、「先輩の“殿姿”も笑顔が最高ですよ」と返し、気配り王子っぷりを発揮したという。スケートも役者としても、やはり羽生のほうが一枚上手ということか。
(芝公子)