2月14日、ジャニーズ事務所が公式YouTubeで「医療従事者の皆様に」と題する投稿を公開した。同事務所の所属タレントによるメッセージ動画だ。
本来なら事務所の最古参である近藤真彦が登場して説明を受け持つところだが、不貞騒動による活動自粛のため、東山紀之にバトンタッチ。東山はバレンタインデーである14日にコロナ禍において大切な人である医療従事者への感謝の言葉をギフトとして贈ることを手短に説明した。
その後はアイウエオ順のリレー形式で所属タレント総勢95人が登場し、口々にありがとうの言葉を伝えていった。トップバッターは嵐の相葉雅紀。嵐からは櫻井翔、二宮和也、松本潤が参加し、真摯な表情で熱っぽく語りかけた。
「昨年末をもって活動休止した嵐。今年に入ってから相葉、櫻井、二宮らはMCを務める冠バラエティ番組で、元気な顔が拝める。松本はレギュラー番組がなく、もっか映画もドラマも出演していないため、大みそかの『NHK紅白歌合戦』と有料配信ライブ以来のお目見えとなった。髪に入れていた金髪メッシュも染め直し、漆黒ヘアーでの登場。少々伸びきったヘアーのニュー松潤の久々のお出ましにファンは大興奮。公式インスタグラムには30万を超えるいいね!が連打されるお祭り騒ぎとなった」(芸能ライター)
生松本にファンは大喜びだったが、逆に不満をつのらせているのが、大野智ファンだ。ジャニーズウオッチャーがその理由を説明する。
「大野は現在芸能活動休止中ですが、事務所を退所したわけではありません。SNSを解禁した嵐は毎日のように情報を更新していました。それが今年は嘘のように静まり返っています。解散したわけではないので、最低でも月1の頻度での近況報告を期待していました。ところが、嵐の公式サイトは何の更新もない。1月1日に5人のサインとメッセージがアップされた後、櫻井の誕生日を祝ったきり。大野の情報が聞けるかと他メンバーの番組をチェックしても、なしのつぶてです。
そのうえ神経を逆なでされたのが、嵐ファンクラブ会員へのバースデーカード。何と大野抜きのカードでした。活動再開を夢見て、コンサート開催の折にいち早くプラチナチケットを手に入れようと、ファンクラブをやめずにいるファンにとっては残酷過ぎる仕打ちです。2023年放送の大河ドラマの主演に松本が決まったことから、収録が始まる2022年後半からは嵐としての活動は再開できそうにありません。結成25周年記念の再結集も実現不可能という報道まで飛び出し、心が折れかけています。せめて事務所をあげてのイベント『スマイルアッププロジェクト』に顔を見せてほしかった、と打ちひしがれています」
最近聞こえてきたのは、大野が事務所の行う月2回のPCR検査を受けていること、緊急事態宣言発令中のため、趣味の釣りもキャンプもできないでいるらしいということくらいだ。
情報不足でひりつく大野ファン。ジャニーズ事務所お得意のツンデレ商法なのだろうか。嵐の活動再開はもはや見果てぬ夢に終わるのかもしれない。
(塩勢知央)