3月29日にスタートする朝のワイドショー「めざまし8」(フジテレビ系)でMCを務める谷原章介。モデル出身の俳優でありながら、スタジオにおける出演者同士の会話を回すテクニックに長け、背筋の伸びたさわやかな笑顔はあくまでもスマート。それでいて嫌味がなく、6人の父であり料理や裁縫が得意な素顔を持っているだから、女性からの好感度が高いのは当然だろう。
現在「うたコン」(NHK)、「アタック25」(テレビ朝日系)でもMCを務めているが、谷原のイメージを決定づけたのは、2007年1月から2017年3月までMCを務めた「王様のブランチ」(TBS系)にほかならない。おそらく新番組「めざまし8」でも安定したMC力を発揮するのだろうが、その一方で、そんな谷原を心配する声も。
「おそらく、役者としての仕事が激減することが明白なため役者・谷原のファンは悲しみを隠せないようです。ネット上では2月23日に放送された『麒麟がくる』総集編が実質的には見納めではないか、もしドラマや映画に出演してもチョイ役しかできないのではないか、2019年4月期放送のドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』(NHK)で見せてくれた、老いの哀愁を感じさせる心がひりひりするようなメインキャストは演じてもらえないのではないか、などといった嘆きの声があがっています」(女性誌記者)
1995年の23歳時に映画「花より男子」で道明寺司を演じて俳優デビューした谷原。「めざまし8」が軌道に乗ったら、ぜひとも役者としての活動もお願いしたい。