綾瀬はるか主演ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)が3月21日に最終回を迎え、平均視聴率は過去最高となる20.1%と、大台を記録した。
物語は、熱血刑事の望月彩子(綾瀬)と連続殺人犯と思われたベンチャー企業社長の日高陽斗(高橋一生)の魂が入れ替わるというミステリー。事件の真相が少しずつ明らかになった時、彩子と陽斗は元に戻る。そして、真犯人で陽斗とは幼少時に別れた兄・東朔也(迫田孝也)を2人で追う。全ての真相は解明されるのだが、朔也はがんが進行し病死してしまう。
彩子の先輩刑事・河原三雄(北村一輝)は、彩子と陽斗を追い詰め、2人とも逮捕する。彩子の疑惑は晴れるが、彩子を事件に巻き込みたくない陽斗は、全て自分の犯行と供述。しかし、送致されるギリギリで渡辺陸(柄本佑)が、朔也が犯人であることの証拠を警察に提出したことで、陽斗も真実を話し3年の懲役となる。
刑を終えた陽斗は、彩子を呼び出し、魂が入れ替わった歩道橋で再会する。そして別れの時、2人の魂はまた、入れ替わっていたのだった。
このラストシーンに視聴者は「えっ、また?」「ゾワッとした」「どーいうこと?」など騒然となった。
「男と女で入れ替わるという難役を、綾瀬と高橋が見事に演じきったからこそ、成り立つ物語。最後にまたスイッチしたことで、続編を望む声が高まりました」(テレビ誌ライター)
視聴者にとっては、最後の最後まで大満足の幕引きとなったようだ。