ジャニーズのアイドルグループ・KAT‐TUNが3月22日、デビュー15周年を迎えた。
デビューシングル「Real Face」は2006年3月22日に発売されると、初登場から3週連続でオリコンチャートの首位を獲得し、ミリオンセールスを記録。ジャニーズのほかのグループにはない不良っぽいルックスとサウンドで一躍人気を博した。メンバー6名のイニシャルから名づけられた「KAT-TUN」だが、2010年以降赤西仁、田中聖、そして田口淳之介が次々と脱退し、今では亀梨和也、上田竜也、中丸雄一の3人だけで活動している。
そんな中、15周年の日に元メンバーの田口が自身のツイッターに投稿した一文がファンの間で物議を醸している。
田口は当日午前0時を迎えると間もなく、「KAT-TUN15周年おめでとう!」と投稿。KAT-TUN15周年記念のアカウント、赤西、田中と田口自身のツイッターアカウントを並べてタグ付けした。
ファンからは「田口君ありがとう!」「15周年おめでとう!これからも6人みんなが輝きますように」「田口君のツイートで泣けました」「やっぱり6人でKAT-TUNだよね」といった投稿が寄せられている一方、「10周年の記念すべき時にジャニーズ辞めた人が今さら何言ってるの」「脱退した挙げ句に逮捕された人が15周年にしゃしゃり出ないでほしい」「あなたに15周年を祝う資格はないよ」「グループ抜けた人に祝われたくない」と、田口のツイートには批判めいた反応も少なくないようだ。
「田口はKAT-TUNのデビュー10周年から間もない2016年3月31日にグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退社。その後、個人事務所で活動再開しましたが、19年5月に法律違反の薬物で逮捕、懲役6月・執行猶予2年の判決となりました。その後、活動を再開しましたが、グループ脱退だけでなく、その後に逮捕される事件を起こしてしまったことを今も快く思っていないファンは多いようです」(アイドルライター)
グループ脱退後、薬物で逮捕される前のインタビューでは「何年後かに、また会えたらいいなと思います」と、メンバー6人での再会を希望する言葉を口にしていた田口だが、少なくとも現在は田口に拒否感を示すファンが少なくないようだ。
(石見剣)