吉沢亮主演の大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)の第6話が3月21日に放送され、世帯平均視聴率15.5%と好調をキープしている。
資本主義の父と称され新一万円札の顔としても注目される実業家・渋沢栄一の生涯を描くこの作品。第6話では剣術の稽古で傷だらけになり、「どうも俺のは“ヨイショ”っつう土掘ってる気合いになっちまう」とボヤく栄一を見て、クスリと笑ってしまう千代(橋本愛)がつい「千代はそんな栄一さんをお慕い申しておるんだに」と秘めた思いを口にしてしまう。これに対してネット上には「お千代が照れるの可愛いなぁ」「10代のような初々しさで観てるこっちが甘酸っぱくなる」など、胸キュンなコメントが多数書き込まれている。さらに終盤では、栄一の従兄弟・喜作(高良健吾)も千代に恋心を抱いていることが明らかに。
「千代を演じる橋本自身もインタビューで『少女漫画なのか?と思うぐらい、女の子がキュンキュンするシーンがたくさんあります』とコメント。どちらかというとツンデレキャラを演じることが多かった橋本は、こうしたシーンが苦手のようで『とにかく恥ずかしさを拭うのに一所懸命です』『愛情が滲み出るような表現ができればと頑張っています』と明かしています」(芸能ライター)
橋本は今後の展開について、バックハグはもちろんのこと、初夜を迎えるシーンでは「抱いていいか」という栄一のセリフがあり「なんだこれは!」とびっくり仰天。「テレビの前のおなごたちが目にしたら、泡を吹いて倒れてしまうんじゃないか」ともコメントしている。
「ラブコメを思わせる胸キュン大河ドラマ。これまでの流れでは、歴史に興味のない女性視聴者を魅了して快進撃を続けていますが、あまりそちらに振り切りすぎると今まで支持してきた大河ファンにそっぽを向かれてしまうかもしれません。その辺りのサジ加減が問われます」(女性誌記者)
まずは、橋本愛をめぐる三角関係を要チェックだ。
(窪田史朗)