この1年、巣ごもり生活で「便秘がちになった……」という人もいるのでは? いろいろな対策がある中でも、やはり食べるものは重要といえそう。そこで、簡単で美味しい便秘対策メニューを3つ紹介します。
■舞茸のサバマリネ
管理栄養士の浅野まみこさんによれば、舞茸に含まれる不溶性食物繊維は、腸の中で水分を含んで便通を改善する作用があるとのこと。食物繊維が豊富な舞茸に、潤滑油の役割と腸内環境を整える働きのあるオレイン酸を含むオリーブオイルを加えた便秘改善効果が期待できる「舞茸のサバマリネ」は、舞茸やエリンギ、サバ缶などを使ったマリネです。
作り方は、まずは粗めのみじん切りにした舞茸、エリンギ、みじん切りにしたニンニクを、オリーブオイルを入れたフライパンで炒めます。次に、輪切り唐辛子を加え、塩・黒こしょうで味を整えます。さらに、水気を切ってほぐしたサバ缶、みじん切りにした赤玉ねぎとイタリアンパセリ、レモン汁とマヨネーズを和えたら出来上がり。
サラダとしていただく他、パンや麺などにトッピングするなど、食べ方もいろいろなので便利なおかずですよ。
■バナナヨーグルトケーキ
漫画家で手相家の卯野たまごさんの著書「体においしい食材&レシピ げんきごはん生活」(実業之日本社刊)によると、ヨーグルトはもちろん、バナナも便秘対策に使える食材とか。バナナには腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれるオリゴ糖を多く含み、消化吸収もよいため、便秘改善に効果的なんだそうです。
そこで紹介されていたのが、このバナナヨーグルトケーキ。ヨーグルトを入れたバターや薄力粉で作るケーキに、切ったバナナを入れて焼き上げるだけの簡単メニュー。これをおやつに食べれば快便になれるかも!?
■ナガイモジュース
NHK系列の番組『ガッテン!』の2020年1月15日放送回では、腸内細菌を元気にして便秘改善の効果も期待できる成分「レジスタントスターチ」が紹介されていました。そのレジスタントスターチを多く含む食材の1つがナガイモ。これを効率よく取るためには、生で食べるのがオススメなんだそう。
そこで、紹介されていたのがナガイモジュース。皮付きのナガイモと牛乳か飲むヨーグルト、バナナをすべてミキサーに入れて、よく混ざったら出来上がり。簡単なのにトロトロ感が絶妙で美味しい、とっておきのジュースといえそう。
これらの便秘対策メニューをうまく取り入れながら、スッキリ快適な毎日を目指しましょう!