なんだか最近、尿漏れや頻尿が気になる……なんて人知れず悩んでいませんか?
まだ年齢的に早過ぎると思っているかもしれませんが、一般的には40歳を過ぎた頃から、排尿の悩みを抱える人は増えてくるといわれています。もし、40代の女性で排尿について悩んでいるのなら、自分だけではないのでご安心を。とはいえ、尿漏れや頻尿を悪化させないようにはしたいものです。予防するにはどうすればよいのでしょうか。
まだ病院に行くまでもない段階であれば、骨盤底筋にアプローチしてみるのがよいようです。
よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長で医学博士である奥井識仁さんの著書「尿もれがピタッと止まる 骨盤体操&スクワット」(飛鳥新社刊)によると、骨盤底筋はハンモックのように臓器を支えながら、同時に尿道や膣、肛門を締めているとか。でも、緩みやすいともいわれているので要注意。そうならないためにも、日頃から骨盤底筋を鍛えておくことがポイントになるようです。
では、骨盤底筋はどのようにすれば鍛えられるのでしょうか。それは、尿道や膣、肛門などの陰部全体をキュッと締め、力を抜くのを繰り返すこと。これにより、骨盤底筋が鍛えられるそうです。
基本的には、椅子に座ったまま立ったままなど、さまざまな姿勢で締めたり力を抜いたりするのを行うだけ。日頃から骨盤底筋を鍛え、尿漏れや頻尿予防に務めましょう。