俳優の本木雅弘が、4月3日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)にゲストとして登場。妻でエッセイストの内田也哉子とのなれ初めを告白した。
也哉子との出会いは、本木が出演した1992年公開の映画「魚からダイオキシン!!」。也哉子の父でロックンローラーの内田裕也が企画と脚本、主演を務めた作品だ。撮影中、裕也と六本木で食事をしていた時に、当時15歳だった也哉子が現れ、同席することになったという。隣に座った也哉子と話をしているうちに「こんな15歳、見たことないっていうような、落ち着き払った態度でいて、ひそかにその存在感に惹かれていた」という。
その後、也哉子はスイスへ留学したが、その間も手紙やファックスで交流。也哉子が一時帰国した際には、2人で食事に行くこともあったそうだ。その頃から也哉子が白髪になった姿を想像し、「もし将来、結婚するって時があったら、その中の選択肢に(自分を)入れといてもらえる?」と、微妙な告白をしたと語ったのだ。
この告白に視聴者は「初めてあった時の感情を何年経っても話せるって、まだその時の気持ちを持ち続けているんだろうな。素敵です」「大スターなのに、『将来結婚を考えた時に、自分もその選択肢の一つに入れてほしい』って謙虚な言い方に驚いた」など、好感を持ったようだ。
「内田裕也という破天荒な父に、唯一無二の女優・樹木希林が母。ちょっと複雑な内田家でしたが、本木が也哉子と結婚したことで、家族の有り様が良い方向に変化したのではないでしょうか。也哉子が樹木の葬儀で『唯一の親孝行は本木と結婚したこと』と言ったのもうなずけます」(芸能ジャーナリスト)
自身の記事をエゴサーチするという本木。今回の出演に対してどんな意見があがっているのか、サーチしているかもしれない。