A.B.C-Zの河合郁人が4月4日放送のバラエティ番組「逃走中」(フジテレビ系)に出演。その終始逃げ腰なスタンスに一部視聴者が不快感を抱いてしまったようだ。
限られたエリアの中で、ハンターから逃げた時間に応じて賞金を獲得できるという内容のお馴染みのエンターテインメント番組だが、今回、初参戦となった河合は序盤から「めっちゃ怖い! 俺、もともと1人であんまいられないタイプなんですよ」と、ハンターに追われる恐怖から弱音を吐きまくり。
そのため、脱落した参加者を救出するミッションに他の出演者たちが積極的に参加する中、河合は「頼もしいわ~」と声をかけるだけでリスクを負ってまで参加はせず。
その後のミッションでも、霜降り明星のせいやに「助けに行ったほうがいいですよ」と指示するだけで、せいやからも「ジャニーズ、行こうよ」と呆れられる始末だった。
結局、自首するタイミングに悩んでいたタイミングでハンターに確保されてしまい、「自首しとけばよかったー!」と悔やみ、河合の「逃走中」初挑戦は終えている。
しかし、16歳のフィギュアスケーターの本田望結が「自首はしません! 逃げ切ることが目標なので」と、まだ10代なのに強気に頑張ったり、元阪神タイガースの守護神・藤川球児が人気YouTuber・HIMAWARIちゃんねるのまーちゃん(9歳)、おーちゃん(7歳)をハンターから守るためにあえて囮役を買って出たりと、好感度が上がる出演者も多かった。
そのため、自首をたびたび口にして、自分が生き残ることを最優先に動いた河合に対して、一部視聴者から「河合のヘタレ具合はムカついたな」「小さい子も頑張ってるし、球界のヒーローは相変わらずカッコいいのに、河合は‥‥ホントに人間性が出るな」「多分だが、河合君はこの番組出るのはイメージ下がるだけだから今回限りにしたほうがいいだろうな」「ジャニーズなのに濱口とか芸人さんのほうが男前でカッコよかった」など批判の声が番組放送後、多数書き込まれている。
その一方で「河合みたいなキャラもありじゃね」「ルール違反してわけじゃないんだから、大袈裟だろ」「河合はバランス見て、ヒールを演じただけでしょ」など、河合の言動に一定の理解を示す視聴者もいたようだ。
「過去にはドランクドラゴンの鈴木拓や、とろサーモンの久保田かずのぶなど、主に芸人が自首したことで炎上しています。しかし、今回はミキの昴生などヒール役をしそうな芸人は序盤に捕まっていたうえ、せいやや、よゐこの濱口優など男気を見せる芸人が目立っていました。そのため、河合はゲームバランスを考えてあえてヒールを演じたのではないかと考える人もいるようです。それに皮肉なことにハンターから無事に逃げ切った人よりも、自首して炎上した人のほうがネットニュースに取り上げられ、何かと話題になるもの。そのため、バラエティに力を入れている河合ですから、どちらがおいしいかを見極めての判断なのかもしれませんね」(芸能ライター)
人間性からの素の行動か、それとも戦略か。いずれにせよ、河合がほかのジャニーズタレントとは違ったポジションにいることは間違いないだろう。
(本多ヒロシ)