フジテレビのアナウンサー室にただならぬ空気が漂っているようだ。
4月15日発売の「週刊文春」が「フジ女子アナ7人が美容室ステマ」と題した記事を掲載した。
それによると、同局の女子アナに対し「ステルスマーケティング(ステマ)」の疑いが浮上。野島卓アナウンス室部長による調査で、「めざましテレビ」MCの井上清華アナ、「ノンストップ!」MCの三上真奈アナ、「プライムオンラインTODAY」MCの宮澤智アナほか、総勢7人のアナウンサーが事情聴取されたとある。
同局関係者の話として、名前の挙がったアナ達は、芸能人御用達の人気美容室に通い、ヘアだけでなく、その系列店でネイルやマツエクなどの施術を無料で提供してもらい、その見返りに、店の看板の前で撮影するなどして、来店したことをSNSで公開。店の広告宣伝に一役買う“ステマ”行為をしていたそうだ。
しかし、7人には言い分がある。先輩である三田友梨佳アナが以前から同様の行為をやっているというのだ。
三田が通う美容室は2軒。父親も利用している三田家御用達のお店「A」と、「Mr.サンデー」のヘアメイクが在籍する「B」だ。三田は2020年9月18日から3回、「A」のインスタに登場。「B」ではインスタだけでなく、髪をかき上げ笑顔でくるりと回る動画も配信しているという。
この報にネット民からは「自分を芸能人だと勘違いしてるんだろうね」「局アナは公式SNSもさせなければよい。局がSNSで露出させるからステマやる隙ができる」など厳しい声が上がっている。
「今回は、フジテレビでしたが、実はステマ問題は奥が深い。例えば、情報番組などで『有名人御用達の店』の紹介なども、ある意味ステマではないかと疑問を呈する人もいます。SNSを展開している有名人は、今回の問題に戦々恐々としているかもしれません」(週刊誌記者)
どのような対処をするのか注目したい。