竹野内豊主演ドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)の第3話が4月19日に放送され、平均視聴率は12.7%を記録した。初回は13.9%の好発進となったが、第2話は10.5%と大幅ダウン。しかし今回、無事にV字回復を果たした。
「初回は、とりあえず観るという視聴者が多いため、好成績となりやすいですが、問題は第2話。そこで視聴率を下げるということは、初回で面白くないと判断した人が多かったのではないかとみなされます。そして、そのままズルズルと下降線をたどるのがよくあるパターンですが、第3話で巻き返したのは、ちょっと驚きでした」(テレビ誌ライター)
今回は、イチケイの部総括判事・駒沢義男(小日向文世)が18年前に裁判長として裁いたことがあった藤代省吾(岡田義徳)が、重過失致死及び死体損壊の事件で、被告人として入廷。かつて、藤代に対し駒沢は、温情判決を出していただけに、18年前の自分が下した判決は正しかったのかと煩悶するのだ。
「今話は、小日向演じる駒沢にスポットが当たった回でした。思い悩みながらも、真実を突き詰めようとするイチケイメンバーもさることながら、小日向の演技が光った。視聴者からは『今日、小日向さんかっこいい』『いい役者で名バイプレイヤー』などの声が飛んでいました」(ドラマウオッチャー)
傍聴マニア役として、初回はチョコレートプラネット、第2話はミルクボーイ、第3話は鬼越トマホークが登場したことも話題になっているこのドラマ。ドラマの展開とともに、注目してみてはいかがだろう。