あの韓国出身タレントをベッキー登場の布石のためだけに起用!? その無駄なコント演出に批判が殺到している。
「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音との不貞騒動で活動を休止していたベッキーが、5月13日に放送されたバラエティ番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で、実に104日ぶりのテレビ出演を果たした。
同番組でベッキーは川谷との恋愛関係を認め、謝罪。この謝罪については、ある程度の理解は得られたが、やはり主張が言いわけがましいなど、納得いかないという声もチラホラ聞かれ、世間の反応から見る限り、復活に対しての賛否は半々といったところだった。
しかし、今回の番組では肝心の謝罪以上に「このシーンは完全にいらなかった」という批判が上がっている。そのシーンというのは、ベッキー登場前に放送された軽いおふざけ場面だ。
同番組で毎年恒例となっている茨城県での農業ロケの回でテレビ復帰を果たしたベッキーだったが、番組のオープニングで彼女の姿は見当たらず。そのため、視聴者はどのタイミングでベッキーが登場するのか、かなり気になったようだったが、その盛り上がりをぶち壊すような登場前の演出にあきれてしまったようだ。
「たけのこ堀りをしていた番組準レギュラー、美大生タレントのベックの顔がベッキーの顔に変わるというシーンですね。ベックがベッキーに見えてしまい、中居正広が『あれ~、オレ、疲れてんのかな?』と、とぼける茶番が差し込まれていました。いきなり唐突にベッキーを登場させて重い空気にするよりも、登場しやすい布石を作っておこうという狙いだったのでしょうが、ネット上からは『ふざけすぎ!』という声が殺到したようです」(エンタメ誌ライター)
ネット掲示板を覗いてみても「ラテ欄もふざけてたが、スタッフが悪ノリしすぎ」「ベッキーもこの演出は望んでいないはず」「全く笑えないし、許すものも許せなくなる」「無駄に影武者にされたベックも気の毒」など、マイナス効果だけが目立ってしまった。
ベックがベッキー休業後に番組に出演し始めた、いわばベッキーの代役であることは事実なのだが、今回の放送では顔の合成演出以外にも、ベックの作業着だけ胸元に“ベック”と名前が書かれ、中居が「ベッキーって書いてない?」とベッキーいじりを入れるなど、完全にベッキーを使いやすくするためにキャスティングされていた。
ベッキー復帰後にベックが休養では、まさにゲス待遇と言われそうだが‥‥。
(佐伯シンジ)