5月9日(日)は「母の日」。日頃の感謝を伝えるべく、どんな1日にしようか悩んでいませんか? 感染症対策でコロナ禍以前のような過ごし方ができない中、多くの人が工夫で乗り切っているようです。
メディアサイト『母の日.me』が2021年2月、10~70代の男女500名を対象に実施した調査で「昨年(2020年)の母の日はどのように過ごしましたか?」と尋ねた結果、「お母さんと別々に過ごした」が67.2%、「お母さんと一緒に過ごした」が28.0%、その他が4.8%だったそう。
一方で、「コロナ前と比べ、2020年の母の日に変化はありましたか?」という質問に「あった」と回答した人は27.6%、「なかった」と回答した人は70.8%でした。お母さんとは別々に過ごしたものの、例年通りの母の日を過ごせたと感じている人も多いようです。
「私が接客業で不特定多数の方と接触してしまうため、大事をとって贈り物だけ配送して、テレビ電話をしました(30代)」、「誕生日、買い物、観光など、会えるとき・行けるときに一緒に過ごしているので、母の日だからといって無理はしていません(40代)」などの意見が寄せられたそうで、直接対面せずにプレゼントを贈って電話やテレビ電話などでコミュニケーションをとるなど、工夫をして日頃の感謝の気持ちを伝えている様子。
2021年の母の日も目前に迫っていますが、変異株の広がりなどで未だに油断できない状況が続いていますから、安全を第一に行いたいですね。
また、同調査主体が2020年2月末~3月頭にかけて、10~70代の男女500名を対象に母の日ギフトの予算を調査した結果、「4,000~5,000円未満」が24.4%、「2,000~3,000円未満」が20.4%、「3,000~4,000円未満」が13.6%だったそう。
自由記述からは、「自分にも相手にも負担にならない金額でお祝いの品を選んでいる」という意見が多くみられ、渡す側も受け取る側も心地よく過ごせるように工夫している人が多いようです。渡したいプレゼントによって金額感も変わってきますから、年によって予算が変化することもありそうですね。
購入するギフト以外にも、手作りのプレゼントやお母さんの希望を叶えるなど、さまざまなカタチのギフトがありそう。予算や内容に困ったら、希望を聞いてみるのも一つの方法ですね。感染症対策に留意しながら、ぜひ母の日を素敵な1日にしてください。
(Nao Kiyota)