4月17日放送のランキング情報番組「サタデープラス」(TBS系)にTBSの安住紳一郎アナウンサーが出演。自ら「毒出しノート」と呼ぶメモを読み上げ、その内容にスタジオが凍り付くひと幕があった。
番組では安住アナの「ヘビロテアイテム」をランキングで紹介。3位が「赤坂の和菓子」、2位が「ぺんてる サインペン」などと紹介され、1位となったのが「ロルバーンのノート(Lサイズ)」だった。
安住アナはこのノートについて、仕事のメモや気になったこと、注意するべきことなどを書き留めており、アナウンサーになってから使い続けて現在73冊目になっていること明かした。具体的なノートの中身について「これが、本当に悪口しか書いていなくて」と告白。自ら「毒出しノート」と呼んでいるという。さらに安住アナは、フリーアナウンサーで女優の田中みな実が局アナだった時代に自分のカバンを漁られていたことも告白。「たぶん(ノートを読んで)私の弱みを握ろうとしていた」と笑わせた。
番組MCでタレントの小島瑠璃子が「読めるところを教えていただけませんか?」と請うと、安住アナは「猛毒ですよ」と前置きしつつ、ノートの一部を朗読。
「テレビやマスコミは共感や好感度を求め始めてからおかしくなった。本当のことや注意すべきことを嫌われてでも言うのが本来なのにアナウンサーランキングを出したり、自分にとって見やすいアナウンサーだけをチヤホヤするのはやめろ!」
この予想以上の毒々しさに周囲はドン引き。読み終えると安住アナは大笑いでごまかそうとしたが、小島から「ごまかせていない!」とツッコミを受けていた。
しかし、ネットでは《間違ったこと言ってないと思った》《いやド正論じゃん》など支持する声が多数。むしろ《こういうところがあるから面白くて需要ある人って感じ》《安住さんは下手な芸人よりおもしろい》など好感を持つ声も寄せられている。
「安住アナは今年2月に出演したラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、新人時代の尖っていたエピソードを語っています。それは社内で生き残り、上に行くためには平均点を取る人間になってはダメだと考え、新人時代から敢えて上司の言うことを聞かず、メールもFAXも見ない、電話も出ないようにしていたというもの。そんな調子ですから、好感度やアナウンサーランキングなどもよく思わないのでしょう」(芸能記者)
ベテランになっても尖り続ける安住アナ。今回は視聴者の共感を得ることができたようだが、ノートにはほかにどんなことが記されているのか、気になるところだ。
(柏原廉)