現在、故郷の香港に滞在中のアグネス・チャンが、自身のブログで2度目の新型コロナウイルスのワクチン接種を終えたことを報告した。
1度目は4月12日。しばらく腕や肩に痛みはあったが、特に気になる体調の変化はなかったそうだ。2度目は5月3日に接種。その時の状態を5日のブログに「体温高めで体がだるいです」「寝る前は吐きました」などの副反応があったことを綴っている。だが、嘔吐後は症状が楽になり、体温も平熱になり、痛みも消えたという。
これらの症状についてアグネスは「体がワクチンに反応してるのはいいこと」と報告し、フォロワーを安堵させた。
都内でコロナの医療に従事し、自身も1回目の接種を終えた看護師に話しを聞いた。
「私自身、接種した当日は針を刺した腕が痛くなり、五十肩のような症状が2日続きました。その後、頭痛、発熱、動悸、吐き気があり意識障害があっため、病院で点滴治療を受けました。原因として考えられることは、接種当日は看護師としての仕事もあり、水を飲む暇もないほど忙しく、また、連日の仕事の疲れもあったのではないかと診断されました。集団接種会場で、体調不良を訴えた方の多くは、食物アレルギーのある方でした。接種前日は十分に睡眠をとり、当日は水分をしっかりとってください。持病やアレルギーのある方は、主治医に相談し、あらかじめ解熱剤を処方してもらうなど、対策を取っておいた方がいいと思います。体調に変化があったら、遠慮しないで医療チームに申し出てほしい」
コロナに打ち勝つべく接種するワクチンだが、体調を万全にして臨んだほうがいいようだ。