俳優の田中圭が5月1日に放送されたバラエティ番組「人生最高レストラン」(TBS系)に出演。事務所の先輩である小栗旬を過去に「ダサいと思っていた」とぶちまけた。
田中は以前まで先輩、後輩やスタッフと飲みに行ったりするタイプではなかったそうで、先輩やスタッフから飲みに誘われても絶対に断るようにしていたとのこと。その理由について、田中は「媚びてるみたいで」と人間関係で仕事を取っているように思えてしまうのが嫌だったと説明している。
続けて、「すごい言い方が悪いんですけど、あえて言いますよ。旬君がそういうタイプだったんですよね」と、小栗がスタッフや先輩、後輩と積極的に飲むタイプだとしたうえで、「僕は『役者が現場以外で監督としゃべる意味わからないっすよ~』みたいな感じだったんです」と、小栗とは正反対な意見だったという。
しかし、時が経ち、現在は「『本読みやるくらいだったら飲み会しようぜ』っていう」と、スタッフや先輩、後輩とコミュニケーションをとる必要性がわかったといい、それに気付いた時には小栗に対して申し訳なく思ったとのこと。
それを聞いた番組MCの加藤浩次は番組を通じて小栗に謝るように促し、田中は「旬君とは21年くらいの関係で。先輩として慕っていて、尊敬もしているんですが‥‥15、6年前、スタッフさんとよくうれしそうに飲みに行く旬君を、僕はずっと心の中で『ダセエ』と思っていました」とぶっちゃけ告白。続けて、「その時、僕は何て浅はかで足りてない男だったんだろうと、今はすごく反省しています。あの時から見習うべきでした。また、一緒にお酒を飲みに行きましょう。すみませんでした」と謝罪した。
なんでも、田中は初めて座長を務めた2018年放送の連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)で、飲みニケーションの重要性を痛感したそうだが、小栗をダサいと思っていたという告白について視聴者からは「仲が良いからだと思うけど、別にダサいとか言わなくて良くないか」「田中くんは好きな俳優だけど、言動が軽く見えるのが残念」「お酒で警察沙汰になってるあなたよりはマシでしょ」など、田中に対して批判的な声が見受けられた。
「スタッフや仕事仲間との飲み会についての考え方は人それぞれあっていいと思いますが、小栗をダサいと思っていたというぶっちゃけに対してはあまり良く思っていない人が多いようですね。というのも、田中は昨年8月に泥酔状態でタクシーに乗り、料金を払えず、警察に保護されたことが報じられたり、二日酔いで昨年7月期に放送されたドラマ『アンサング・シンデレラ』(フジテレビ系)の撮影現場に入り、座長の石原さとみに怒られたりと、酒癖の悪さは筋金入り。それだけにお酒関連でやらかしまくりの田中が他人をダサいと否定したことを気に入らないと考える人がいるのも無理はないでしょう」(エンタメ誌ライター)
ちなみに4月28日に放送されたバラエティ番組「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)で、凄腕の占い師から「頭脳明晰、スポーツ万能タイプですが、社会においては人生の経験を学ぼうとしないのか、同じ失敗を繰り返す運命にあります」と占われ、思わず頭を抱えていた田中。思い当たる節として遅刻が多いことを挙げていたが、かつての自分が小栗をダサいと思っていたように後輩たちからダサいと思われないように気を付けてほしいところだ。
(本多ヒロシ)