女優の本田翼が5月4日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)にゲスト出演。ゲームへの熱い思いが垣間見られる提言があったとして話題を集めている。
この日、本田はGW中に自宅でも楽しめるオススメのゲームソフトを“神ゲー”として熱心にプレゼン。世界中で人気のバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」を始め、いくつか人気作を紹介すると、「ゲームにハマっているお子さんがいる親に、どうしても言いたいことがある」と切り出した。
「ずっとゲームをしているお子さんを見ると、『ゲームはあと何分よ』って区切りたくなる方、多いと思います。『あと30分ね』とか『10分だけよ』とか。やめてあげてほしい」と訴える本田。“時間”を基準にプレイを止めさせることを望まない理由として、「最近のゲームは時間じゃないんです、試合で区切るんです」と説明し、「だから親御さんに言いたいのは『あと1試合だけよ』って言ってほしい」と熱弁している。
続けて、「バトルロイヤルゲームは試合が終わらないとやめられないんです。30分で試合を終えられるかというと、終えられないこともある。あと1人倒せば優勝できるという時にお母さんがプチっとする(電源を切る)と、子供はお母さんのこと嫌いになっちゃいます」と語った本田に対し、MCのお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が「『ご飯だからおいで』って言う時は、なんて言えばいいの?」と質問。これに本田は「その30分ぐらい前に、『あと1試合よ』って、手前で言ってあげてください。そしたら子供も喜んでご飯を食べに来てくれると思います」と答えていた。
「1日に10時間以上もゲームをすることがあり、仕事がある日も4時間ほどは楽しむという本田。全国のゲーム好きの子を持つ親たちに向けた今回の提案は、ゲーマーの気持ちを理解し、寄り添ったものだったとして、ネット上では『さすが本田さん、わかってくれてる!』『翼ちゃん、マジ神』『さらに好きになりました』『いいお母さんになりそう』との絶賛が集中。ゲーマーのハートをがっしりとつかんだものとなりました。
一方で、子供を育てる母親の立場からは『無責任なこと言わないでほしいわ』『こういうこと言い散らかすのは勝手だけど、家庭ごとにルールがあるんだから余計なお世話』『キリがいいところで、って言ったら延々とやってるので時間制にしました』との声も聞こえ、自立した独身生活を楽しむ本田と子供では状況が異なるとする意見もありました。ただ、本田の言うように、クリア目前での強制的な電源オフは、その後の親子の関係性に溝ができてしまう可能性もありますから、試合で区切ったほうが平和的に終了させることができそうです」(テレビ誌ライター)
過去には、食事を取ることすら忘れ、連続プレイ時間が18時間に達した日もあったという本田。子供に宿題や習い事、勉強をさせなければならない親の立場からすると、本田の存在はやや危険因子にもなっているかもしれない?