「怪演女優」としてブレイク真っ只中の女優・松本まりかが、5月8日に放送された「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)に出演。人気女優とは思えない清貧すぎる私生活ぶりに驚きの声が上がっている。
「番組では、松本のプライベートに密着。高校生の頃からファッションが好きだったと話す松本だが『お金ないでしょ、買えないのよ。自分の夢が叶えられないのよ。それで私はファッションあきらめた人間なの。20年間あきらめていたの、高校生以降』と、お金がなくてオシャレができなかったことを告白していました」(芸能ライター)
さらには今も「高価なものは一切持ってない。生きるだけ。貯金なんかしていないよ。ご飯食べて勉強代に使って、ちょっと洋服買って演劇やって、生活費だけで月10万、15万くらい使うのが‥‥」とコメント。売れっ子女優の意外すぎる生活に、スタジオでは驚きの声が上がっている。
「昨年、番組『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)に出演した際も、私服は節約して、ブランドにはこだわらないと発言。セーターもスカートも、名もなきブランドであることを明かしていました」(前出・芸能ライター)
松本は、5月1日に配信された「AERA dot.」のインタビューで、現在の住まいについて「今、引っ越しを考えてます。古いおうちなので、すき間風が寒くて(笑)。ブレーカーが20アンペアなので、暖房つけてドライヤー使うとパコンって落ちちゃうんです」と語り、いいかげん引っ越しも考えたようだが「代々木上原も探したんですけど、(家賃が)高いから‥‥(笑)」と躊躇していることも明かしている。そんな彼女の清貧のルーツは、子供時代に遡るようだ。
「実は松本の実家は、都内でビルを所有する資産家。祖父は戦争を生き抜き、一人で電器屋を開業して財を成したそうです。しかし、松本が少女時代は苦労も多かったようで、以前『東京新聞』が配信する『東京すくすく』で受けたインタビューで『母の育った頃は裕福だったのですが、家電量販店が増え、私が子どもの頃は大変だったよう。電器屋さんなのに、うちには冷房がなく、あるのは扇風機1つだけ。暖房器具もストーブ1つしかなかった。そのおかげで体は強くなった気がします』と応えていました」(週刊誌記者)
みずから「18年間負け続けた」と語る松本。長い下積み生活を耐え抜くことができたのも、子供時代の貧しい経験の成せるワザなのかもしれない。
(窪田史朗)