俳優・菅田将暉が主演を務めるドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系)の第4話が5月8日に放送され、世帯平均視聴率7.1%と右肩下がりが止まらない。
このドラマは20代後半“ギリギリ若者”である男女5人が織りなすほろ苦い群像劇。毎話、春斗(菅田)、潤平(仲野太賀)、瞬太(神木隆之介)の3人が演じるお笑いトリオ・マクベスのコントから始まり、それがストーリーの重要な伏線となる斬新な構成が大きな注目を集めている。脚本は「俺の話は長い」(日本テレビ系)で第38回向田邦子賞を受賞した金子茂樹氏。初回放送後から脚本家の野木亜紀子氏、俳優・間宮祥太朗、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬からもSNSでは絶賛のコメント寄せられている。
「このドラマを手掛けるプロデューサーは、同じく菅田主演のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)を手掛けた福井雄太氏。マクベスの3人とネタ作りに集うファミレスのウェイトレス・里穂子役に有村架純、その妹・つぐみ役に古川琴音と人気若手俳優陣が結集。福井P自身も『最高のメンバーに集まっていただきました』と意気込みを語っていただけに残念な結果になっています」(前出・テレビ誌記者)
初回8.9%だった世帯平均視聴率が、第2話8.6%、第3話7.5%、そして第4話が7.1%と、危険水域を足を踏み入れつつある。
「菅田は、お笑いをリスペクトする気持ちが強く、16歳で上京。『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)でデヒューした後、多忙な日々の中、唯一の時間をダウンタウンのDVDを観て過ごしていました。2020年5月に放送された番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した際、ダウンタウンへの思いを綴った手紙を読み上げ、号泣したことはもはや語り草。コントを組み込んだドラマだけに、菅田も何としても視聴率をV字回復させたい思いなのではないでしょうか」(女性誌記者)
菅田の“お笑い愛”が、番組復活の起爆剤となるのか。
(窪田史朗)