5月17日発売の「週刊現代」が、8月に放送されるチャリティ番組「24時間テレビ」(日本テレビ系)の裏側を報じた。同番組は、日テレにとって“ドル箱番組”のため、コロナ禍にあっても中止できない事情があるという。
「5月11日、フジテレビがバラエティ特番『FNS27時間テレビ』の放送中止を発表しました。その一方、『24時間テレビ』の放送は予定されているため、ネットでは開催を反対する声も多くあがっています。そんな中、『現代』の記事によると、『24時間テレビ』は毎年、大企業のスポンサーから約20億円もの広告費をもらっているのだとか。そのため、コロナの蔓延でたとえ東京五輪が中止になったとしても、そのまま強行される可能性が高いそうです」(テレビ誌記者)
そんな「24時間テレビ」は今年、ジャニーズの人気グループ・King & PrinceがMCを務めることが発表された。一部で、彼らをMCに選んだ背景には、“日テレがキンプリを推していく”という決断の表れだと噂されているが、早くも冠番組のスタートも内定しているという。
「5月10日の『東スポWeb』によると、日テレは、5月23日にキンプリの冠番組『King & Princeる。(きんぷる)』(日本テレビ系)のパイロット版を放送した後、秋からレギュラー化する計画なのだとか。レギュラーの放送時間は、日曜午前中に放送されている嵐・二宮和也のバラエティ『ニノさん』の後枠に予定されているとのこと。そして『ニノさん』は、火曜午後10時台に移動し、現在放送中の『幸せ! ボンビーガール』は視聴率低迷で打ち切りになるそうです」(前出・テレビ誌記者)
昨今、恋愛企画を開始するなど、その迷走ぶりが物議を醸していた「ボンビーガール」。放送10年目にして、ついに日テレが大ナタを振るうことになるのだろうか。