熱帯夜が続く季節。寝苦しくてついイライラしてしまい、さらに眠れなくなるという悪循環‥‥そんな夜にぜひ試したいのが、アロマ精油の定番とも言える、ローズオイル。
ローズの香りには気持ちをリラックスさせる鎮静効果、安眠効果があるため、ハンカチに染みこませて枕元に置いたり、アロマポットなどで部屋に香りを漂わせたりしてベッドに入れば、寝苦しい夜も落ち着いて過ごせます。
また、ローズの香り効果はそれだけでなく、女性にとってこんな嬉しい効果もあるんです。
■女性ホルモンの分泌を整える
ローズの香りが大脳辺縁系に伝わることにより、視床下部から自律神経系やホルモン系にバランスを整えるよう指令が出る。これによって、生理不順が改善されたり、更年期障害の症状を抑えたりする働きがある。
■肌のハリを取り戻す
ローズの香りが女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を安定化させることで、肌が水分を保つ力を高め、ハリが出る。
■腸のはたらきが良くなる
香りによって自律神経のバランスが整うことで、腸内環境も改善。便秘などにも効果アリ。
ちなみに、オイルではなくローズウォーター(ローズオイルを作る際に出てくる蒸留水)のほうは、肌に塗ることで毛細血管の血行を良くしたり、日焼けによる肌の赤みを落ち着かせたりする働きがあるんだとか。
暑苦しい夏の夜には、女子力アップを狙いながら、優雅な香りを楽しんでみてはいかがでしょうか?