赤ちゃんの安全を守るために必要なチャイルドシート。いきなり居心地が変わって驚いたり、ママと離れるのが寂しかったり、手持ち無沙汰でつまらなかったり…‥と、赤ちゃんの性格やそのときの気分によって理由はさまざまだと思いますが、すんなりチャイルドシートに乗ることもあれば、嫌がって大泣きしたり暴れたりすることもありますよね。
とくに赤ちゃんが毎回チャイルドシートを嫌がるようなら、ママにとって車移動は試練の時間となってしまいます。そうならないためにも、赤ちゃんを車に乗せてお出かけする予定のある日は、次のような準備をするのがオススメです。
■時間に余裕を持つ
次の予定が迫り、急いで乗車したいときに赤ちゃんが暴れ出したら……ママもイライラしたり困ったり、大変な思いをしがちです。車で出かける日は、チャイルドシートに乗せるのに時間がかかることを前提に、時間に余裕を持って乗車しましょう。時間があれば、乗車を嫌がっても抱っこしたり遊んだり、気分を切り替えてから再挑戦することが可能です。
■お気に入りのアイテムを持参する
赤ちゃんのお気に入りのおもちゃ(チャイルドシートの中で遊べる小さめのもの)を渡して遊ばせたり、赤ちゃんが大好きな音楽を流して一緒に歌ったり、赤ちゃんがチャイルドシートの中で心地よく過ごせる工夫を取り入れると、チャイルドシートの居心地の悪さから赤ちゃんの気持ちが離れ、乗せやすくなります。
■装着してから落ち着かせる方がよいケースも
赤ちゃんはママと離れた後、チャイルドシートでどんなふうに過ごすか予想することは難しいため、どれだけ楽しい環境を工夫しても、ママから離れる瞬間は大泣きしてしまうケースが多いもの。そんな場合は、先にチャイルドシートを装着させてから声をかけたりおもちゃを渡したりして、怖くないことを伝えるのも一つの方法です。筆者の娘は何をしても泣きっぱなしのことが多いのですが、走り出すと風景の動きが楽しいようで泣き止んでいました。
赤ちゃんが外で大泣きすると焦ってしまいますが、ママが焦らず落ち着いて、怖くないことを赤ちゃんに伝えることが一番大切なように思います。ときには泣いたまま装着、ということもあると思いますが、赤ちゃんの安全を第一に、チャイルドシートに正しく乗ってから出発するようにしましょう。
(Nao Kiyota)