5月28日放送の「あさイチ」(NHK)でアシスタントを務める鈴木奈穂子アナが、番組最終部で視聴者をハラハラさせるひと幕があった。
この日はゲストにスポットライトを当てる人気の「プレミアムトーク」コーナーに夏木マリが出演。放送中の朝ドラ「おかえりモネ」(NHK)で好演中の「姫」こと新田サヤカの役作りに「妄想履歴書」を作っていることや、清原果耶演じるヒロイン・百音のように、「これだ!」と思えるやりたいことが41歳になるまで見つからなかったことなど、貴重な話をしてくれたのだが、鈴木アナにはそれだけではどうやら物足りなかったようだ。
なぜなら、番組終了時刻3分前になって「湯婆婆(ゆばーば)の何か、やってもらってもいいですか?」と夏木に無茶ぶりしたのだ。
湯婆婆といえば、大ヒットアニメ映画「千と千尋の神隠し」で夏木が声を担当した、他人から名前を奪って支配する印象的なキャラクターだ。夏木はすかさず鈴木に「下の名前は何でしたっけ?」と質問。鈴木が「奈穂子です」と即答すると「今日からお前は『なー』だ」と、湯婆婆として鈴木アナから名前を剥奪。すると鈴木アナは「名前、盗られちゃった! やった!うれしい!」と小さくジャンプするような素振りを見せるほどの喜びようだった。
その様子を見ていたMCの博多大吉が「時には図々しさも必要だね」とスパイスの効いた声を掛けるも、鈴木アナは「うれしい! 思い切って聞いてよかった」と満面の笑みを浮かべてはしゃぎ続けていたのだ。
「ネット上では『夏木さんにこんな無茶ぶりをしても平気な強心臓の鈴木アナに驚き』『大吉先生の毒フォローにも気づかずはしゃぐ鈴木アナは本物の天然』『夏木アナのサービス精神より鈴木アナの図々しさにビックリ』『鈴木アナのビッグなおねだりにヒヤヒヤしたけど、大吉先生のさりげないフォローでホッとしました』など、鈴木アナのおおらかさに驚いた視聴者が多かったようです」(女性誌記者)
諸刃の剣とも言える「天然」というキャラクターを、鈴木アナは存分に活かしているようだ。