6月2日に「女性自身」がネット上に公開したニュースが反響を呼んでいる。それは「2代目・古畑任三郎」に阿部寛を推す声が強いというのだ。
記事によると、昨年5月28日の朝日新聞上で、「古畑」シリーズの脚本を手掛ける三谷幸喜が〈条件がそろえば、僕はいつでも映像版「古畑」の新作を書く準備は出来ていますよ、田村さん〉と、田村正和さんにラブコールを送っていたそう。また、昨年には「2代目古畑」の制作をフジテレビが計画しているという報道もあり、主演候補としてオダギリジョーの名前が挙がっていたとも。
しかし、2011年公開の三谷監督・脚本映画「ステキな金縛り」で阿部が、法廷でタップダンスを踊る型破りな弁護士を完璧に演じきり、三谷が「日本を代表するコメディアン」と絶賛。阿部が主演を務める作品を描きたいと考えているそうで、もし「2代目古畑」が実現するとしたら、阿部が有力となったようだ。
「ネット上では、このニュースに対して厳しい指摘があるようです。それは、阿部寛は滑舌が悪くて何を言っているかわからないから、トリックを説明する長ゼリフが聞き取れなくて困る、というもの。対するオダギリに対しては、「時効警察」(テレビ朝日系)での霧山修一朗役のイメージが強いが、トリックを説明する長ゼリフは聞き取りやすそう、といった声があがっています」(女性誌記者)
滑舌の悪さは、自身も重々承知している阿部。滑舌は骨格等にも関係してくるので、ここは演出を変更して、人気アニメ「名探偵コナン」(日本テレビ系)やドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)のように、トリック解説を別のキャラにやらせるのであれば、阿部演じる「2代目古畑」もできるかもしれない?